Road to Cambridge

旧帝大で認知科学の勉強・研究をしながらケンブリッジ大学の博士課程を目指す私(大学2年)の備忘録

オックスブリッジに必要なIELTS7.5の対策方法を考えてみる

IELTS7.5(全セクション7.0以上)を取るのは尋常ではなく難しいです。

 

今現在の私の実力では6.5はおろか、6.0を取れたら御の字です。しかも先日、大学の教員に英文を見てもらったところ、ライティングに関しては正直5.5くらいじゃないかと厳しい指摘を受けました。

 

私の場合、ケンブリッジ大学博士課程の入試まで数年ありますが、なかなかに厳しそうです。

 

そこで、私なりにIELTSでケンブリッジ大学の要求スコアを越えるための方針を立ててみたいと思います。(備忘録的)

 

 

全セクション7.0の壁

 

私のような一般的な日本人がIELTS全セクション7.0を取るのはかなりハードです。特にスピーキングとライティングは日本人にとって非常に厳しいと思われます。

 

一方で、リーディングやリスニングは比較的得点を伸ばしやすく、特にリーディングなんかは普段から論文を読んだりしているので特段難しさは感じません。

 

(蛇足ですが私は大学2年の年です。ある先生に師事しており、自ら研究に志願したので、一足早く勉強や研究をさせていただいています。なので、人よりも多く論文を読んだりしています。)

 

そこで、ケンブリッジ大学が要求するIELTS7.5を達成するために、

リーディング8.5、リスニング8.0、ライティング7.0、スピーキング7.0を目指すことにしました。

あとで詳しく述べますが、IELTSはライティングが最も困難を極めそうです。

 

IELTS7.5に向けて使う教材

 

まず一番酷使するのは大学受験でもよく使った鉄緑会東大英単語熟語鉄壁 [ 鉄緑会英語科 ]

通称『鉄壁』です。

いまのところ、IELTS専用の単語帳は購入する予定はありません。鉄壁の網羅性を信じています。

なにより、鉄壁を数年間ひたすら刷り込み、息を吸って吐くように鉄壁の語彙をアウトプットできるようになれば全セクションに通用すると考えられるからです。

 

私が普段お世話になっている、アカデミック英語の研究の世界でとても偉い先生からも支持頂いた勉強方針なので、取り敢えず鉄壁をやろうと思います。

その先生曰く、英語力は語彙力である、とのことですので、鉄壁で覚える語彙を日本語のように自然に扱えるようになろうと思います。1〜2年間くらい、ひたすら毎日鉄壁を覚え続けるのです(2018年11月現在で1ヶ月目)。

 

あとは旺文社から出ているIELTSブリテッシュカウンシル公認本番形式問題3回分がかなり良い教材でしたのでこれを周回します。

 

特にリスニングは完璧にシャドーイングできるまで繰り返したいですね。

 

ちなみに、TOEICの勉強をしていた時、同じように市販の模試のリスニング問題を数回分、完璧にシャドーイングできるまでやり込んだところ正答率が6割から9割まで跳ね上がったことがありました。多分効果アリです。

 

またまた知り合いの大学教員の方の話になりますが、彼女はTOEIC990点を持っており、曰くリスニングは一冊の模試を完璧にシャドーイングできるまで繰り返せば満点まで狙えるようになるそうです。実際に効果はありましたし、信憑性は高そうですね。

 

IELTSのライティングが鬼門である理由

どれだけやっても、IELTSのライティングだけは7.0を超えられる目処が立ちません( ;  ; )

ケンブリッジの入試まで数年の期間があり、リーディングとリスニングに関しては問題ないように思いつつ、スピーキングに関しても訓練でなんとか7.0まで伸びる目処は立つのですが、どうもライティングだけは困難を極めるような感じです。

 

毎週、大学で英文を研究されている先生の元へ英文を添削を頂きに参るんですが、ボッコボコにされます。言い回しが不自然であるとか、IELTSで点が取れない分であるとか、結構散々な言われ方をして自信とか玉砕します。

全米トップクラスの某大を理学部から理学博士まで出られた私の大学のある先生からは、冠詞のミスを必ず指摘されます。「冠詞の感覚が掴めません。どうしたらよいですか」と尋ねたところ「慣れじゃない?」と言われました。もうダメそうです。

日本人にとって独学が困難なIELTSのライティングやスピーキングに関してはSpeakingとWritingが両方できる唯一のオンライン英会話スクール
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でなんとか対策ができそうですね。スピーキングとライティングを24時間いつでも添削され、大手出版社との連携によりIELTSの対策にも対応しているためかなりオススメできそうです。今なら無料で添削体験ができます。

 

IELTSのスピーキング対策

幸い私はネイティブの友達が数人いるので、スピーキングを見てもらう機会は多いです。日本人にしてはかなり上手だと言ってもらえるのですが、本当のところはわかりませんね。

スピーキングに関しては、自室でよく英語の独り言を言ったり、なにやら大きな講演会に出席してスピーチする自分を妄想しながら喋ったりしています(変態)。

ですが、これ、あながち間違いじゃない勉強法だと思っています。英語の語彙は、実際に使っていかなければ錆びていきます。故に私はスピーキングは毎日欠かさず独り言をしています。独り言を始めた1年前と比較して確実にアウトプットの力は増していますし、私は帰国子女ではありませんが、帰国子女の子たちもそんな大した事ないな、と思えたりします。(一部例外あり)

 

純ジャパにもかかわらず非常に英語が堪能な友人がいますが、彼も練習のため独り言をよくするそうです。

ただ、独り言でスピーキングを伸ばすにも限界がありますので、先ほど紹介したSpeakingとWritingが両方できる唯一のオンライン英会話スクール
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が最も良いだろうと思います。ライティングの添削が無料体験できるので一度見てみるといいかもしれません。

 

 

まとめ

英語力は語彙力である、との言葉を信じ今はひたすら『鉄壁』で語彙を自然にアウトプットできるように繰り返しています。

IELTSはライティングが一番の鬼門ですね。

オックスフォード&ケンブリッジ大学 世界一「考えさせられる」入試問題 「あなたは自分を利口だと思いますか?」 (河出文庫) [ ジョン・ファーンドン ]

 

オックスフォード大学やケンブリッジ大学の博士課程に行くには

イギリスが世界に誇る名門、オックスフォード大学やケンブリッジ大学に挑戦するのに必要なことを備忘録的にまとめてみます。

 

筆者は某国立大学で脳科学に近いことを勉強、研究しており、その関係でケンブリッジ大学の博士課程を志望しているので、備忘録として情報を残しておこうと思いました。

 

 

アメリカの博士課程とオックスブリッジの博士課程の英語試験の違い

 

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※写真はどなたかの記事から引用ですが出展を忘れました、、、ご本人がご覧になって掲載拒否の場合はご一報下さい

 

アメリカの博士課程とオックスブリッジの博士課程の違いは、入試の方式と奨学金制度、在籍期間にありますが、中でも出願に必要な英語の資格が違います。

 

アメリカの博士課程への出願に必要な英語試験は主にTOEFLのiBTですが、オックスフォードやケンブリッジをはじめとするイギリスの大学はIELTSが一般的です。

 

ちなみに、アメリカのいくつかの大学の博士課程はIELTSを受け付けているようです。

 

あくまで2018年11月現在の私の調べによりますと、アイビーリーグコロンビア大学コーネル大学がIELTSを受け付けていました。必要なスコアはコロンビア大学がIELTS7.5、コーネル大学がIELTS7.0でした。

 

一方で、カリフォルニア大学バークレー校、スタンフォード大学カーネギーメロン大学はIELTSを受け付けていませんでした。

 

一応、大学のアドミッションに関する公式ページを英語の原本であたっているので信憑性ある情報だとは思いますが…私が行きたい大学のみの調べになっていますので情報が少なくて申し訳ありません。

 

オックスフォード大学とケンブリッジ大学、共にIELTSとiBTの両方を受け付けていますが、iBTの要求スコアが110点という、日本人には非常に厳しい要求値なので、IELTSで出願するのが良さそうです。

 

2019年度入試では、オックスフォードはコンピュータサイエンスや数学に関する博士課程プログラムのみIELTS7.0(全セクション6.5以上)、他は7.5(全セクション7.0)で、ケンブリッジは全ての博士課程プログラムでIELTS7.5(全セクション7.0)でした。(公式ページのアドミッション要項を確認してきたのであっていると思います。)

 

日本人にとって独学が非常に難しいとされるIELTSのスピーキングとライティングに関しては、SpeakingとWritingが両方できる唯一のオンライン英会話スクール
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で対策ができます。

 

とにかく、アメリカの博士課程とイギリスの博士課程の1つの大きな違いは英語の試験でiBTかIELTSか、というところになりますね。

 

オックスブリッジ博士課程とアメリカ博士課程の奨学金制度の違いや入試など

 

アメリカの博士課程は奨学金が整っています。スタンフォード大学ハーバード大学などの名門校は全授業料、生活費、保険料まで提供しているようです(2018年度現在)

以下はスタンフォード大学(心理学部)の奨学金についての記載

To date, the Department has been successful in providing full financial support for graduate students in the form of a living stipend, tuition, and health insurance, which is covered through spring quarter of their fifth year. Department financial aid assignments are made at the beginning of each academic year. Continued financial support is contingent on satisfactory academic progress. Students are encouraged to pursue fellowships offered by the University and by national organizations, such as the National Science Foundation.

 

実質無料で博士号を取れるようです。

蛇足ですが、スタンフォード大学はIELTSは受け付けていなく、TOEFL iBTのスコアで100が必要です。(心理学部の場合)

 

その他、アメリカの大学はGREという大学院試験用の試験のスコアを提出する必要があり、このGREの英文読解が日本人には到底不可能な難易度で、わかりやすく言うと外国人に早稲田の国語とかせるようなもんですね。

 

蛇足はさておき、オックスフォード大学やケンブリッジ大学では、自力で奨学金を獲得する必要があります。日本の財団や奨学金に関する団体に申請が必要です。一部、オックスフォード大学やケンブリッジ大学の研究室からお金が出る場合もあるようですが、基本的には自力で奨学金をかき集めなければなりません。

 

その分オックスフォード大学やケンブリッジ大学のようなイギリスの博士課程は入学試験がありません。書類審査と担当教授らからの推薦状2〜3通、IELTSだけです。GPAも見られるようで、ケンブリッジ大学の要項には3.5〜がアベレージ、との事でした。確実な情報は公式ページでご確認ください。

 

出願に際して私は、ケンブリッジ大学に行きたいのであらかじめケンブリッジ大学の先生へアポを取り付け、訪問してから出願しようと思っています。

私みたいな何処の馬の骨とも分からない輩を合格させるのは抵抗がありそうですからね。私の担当教員が力のある先生ですし、なんとかアポを取り付けられるよう図ってみます。

 

私の出身高校は日本のとある進学校で、ここ数年でケンブリッジ大学やUCバークレー、ハーバードに学部合格者を出していますが、残念ながらケンブリッジ大学の先輩とはコンタクトが取れないので、自力でケンブリッジにアポを取り付けてなければなりません。

 

直接Eメールをケンブリッジの習いたい先生に送るのが良さそうです。

ケンブリッジ大学の要項には、あらかじめ指導希望の教員に連絡をする必要があると書かれていましたし、どうせなら直接会ってみようと思っています。

 

 

まとめ

取り敢えずオックスフォード大学やケンブリッジ大学に必要なことは、

IELTS7.5(全セクション7.0以上)、各種出願書類、担当教授らからの推薦状2〜3通、奨学金の応募ですね。

頑張りましょう!

オックスフォード&ケンブリッジ大学 世界一「考えさせられる」入試問題 「あなたは自分を利口だと思いますか?」 (河出文庫) [ ジョン・ファーンドン ]