Road to Cambridge

旧帝大で認知科学の勉強・研究をしながらケンブリッジ大学の博士課程を目指す私(大学2年)の備忘録

オックスフォード大学やケンブリッジ大学の博士課程に行くには

イギリスが世界に誇る名門、オックスフォード大学やケンブリッジ大学に挑戦するのに必要なことを備忘録的にまとめてみます。

 

筆者は某国立大学で脳科学に近いことを勉強、研究しており、その関係でケンブリッジ大学の博士課程を志望しているので、備忘録として情報を残しておこうと思いました。

 

 

アメリカの博士課程とオックスブリッジの博士課程の英語試験の違い

 

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※写真はどなたかの記事から引用ですが出展を忘れました、、、ご本人がご覧になって掲載拒否の場合はご一報下さい

 

アメリカの博士課程とオックスブリッジの博士課程の違いは、入試の方式と奨学金制度、在籍期間にありますが、中でも出願に必要な英語の資格が違います。

 

アメリカの博士課程への出願に必要な英語試験は主にTOEFLのiBTですが、オックスフォードやケンブリッジをはじめとするイギリスの大学はIELTSが一般的です。

 

ちなみに、アメリカのいくつかの大学の博士課程はIELTSを受け付けているようです。

 

あくまで2018年11月現在の私の調べによりますと、アイビーリーグコロンビア大学コーネル大学がIELTSを受け付けていました。必要なスコアはコロンビア大学がIELTS7.5、コーネル大学がIELTS7.0でした。

 

一方で、カリフォルニア大学バークレー校、スタンフォード大学カーネギーメロン大学はIELTSを受け付けていませんでした。

 

一応、大学のアドミッションに関する公式ページを英語の原本であたっているので信憑性ある情報だとは思いますが…私が行きたい大学のみの調べになっていますので情報が少なくて申し訳ありません。

 

オックスフォード大学とケンブリッジ大学、共にIELTSとiBTの両方を受け付けていますが、iBTの要求スコアが110点という、日本人には非常に厳しい要求値なので、IELTSで出願するのが良さそうです。

 

2019年度入試では、オックスフォードはコンピュータサイエンスや数学に関する博士課程プログラムのみIELTS7.0(全セクション6.5以上)、他は7.5(全セクション7.0)で、ケンブリッジは全ての博士課程プログラムでIELTS7.5(全セクション7.0)でした。(公式ページのアドミッション要項を確認してきたのであっていると思います。)

 

日本人にとって独学が非常に難しいとされるIELTSのスピーキングとライティングに関しては、SpeakingとWritingが両方できる唯一のオンライン英会話スクール
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で対策ができます。

 

とにかく、アメリカの博士課程とイギリスの博士課程の1つの大きな違いは英語の試験でiBTかIELTSか、というところになりますね。

 

オックスブリッジ博士課程とアメリカ博士課程の奨学金制度の違いや入試など

 

アメリカの博士課程は奨学金が整っています。スタンフォード大学ハーバード大学などの名門校は全授業料、生活費、保険料まで提供しているようです(2018年度現在)

以下はスタンフォード大学(心理学部)の奨学金についての記載

To date, the Department has been successful in providing full financial support for graduate students in the form of a living stipend, tuition, and health insurance, which is covered through spring quarter of their fifth year. Department financial aid assignments are made at the beginning of each academic year. Continued financial support is contingent on satisfactory academic progress. Students are encouraged to pursue fellowships offered by the University and by national organizations, such as the National Science Foundation.

 

実質無料で博士号を取れるようです。

蛇足ですが、スタンフォード大学はIELTSは受け付けていなく、TOEFL iBTのスコアで100が必要です。(心理学部の場合)

 

その他、アメリカの大学はGREという大学院試験用の試験のスコアを提出する必要があり、このGREの英文読解が日本人には到底不可能な難易度で、わかりやすく言うと外国人に早稲田の国語とかせるようなもんですね。

 

蛇足はさておき、オックスフォード大学やケンブリッジ大学では、自力で奨学金を獲得する必要があります。日本の財団や奨学金に関する団体に申請が必要です。一部、オックスフォード大学やケンブリッジ大学の研究室からお金が出る場合もあるようですが、基本的には自力で奨学金をかき集めなければなりません。

 

その分オックスフォード大学やケンブリッジ大学のようなイギリスの博士課程は入学試験がありません。書類審査と担当教授らからの推薦状2〜3通、IELTSだけです。GPAも見られるようで、ケンブリッジ大学の要項には3.5〜がアベレージ、との事でした。確実な情報は公式ページでご確認ください。

 

出願に際して私は、ケンブリッジ大学に行きたいのであらかじめケンブリッジ大学の先生へアポを取り付け、訪問してから出願しようと思っています。

私みたいな何処の馬の骨とも分からない輩を合格させるのは抵抗がありそうですからね。私の担当教員が力のある先生ですし、なんとかアポを取り付けられるよう図ってみます。

 

私の出身高校は日本のとある進学校で、ここ数年でケンブリッジ大学やUCバークレー、ハーバードに学部合格者を出していますが、残念ながらケンブリッジ大学の先輩とはコンタクトが取れないので、自力でケンブリッジにアポを取り付けてなければなりません。

 

直接Eメールをケンブリッジの習いたい先生に送るのが良さそうです。

ケンブリッジ大学の要項には、あらかじめ指導希望の教員に連絡をする必要があると書かれていましたし、どうせなら直接会ってみようと思っています。

 

 

まとめ

取り敢えずオックスフォード大学やケンブリッジ大学に必要なことは、

IELTS7.5(全セクション7.0以上)、各種出願書類、担当教授らからの推薦状2〜3通、奨学金の応募ですね。

頑張りましょう!

オックスフォード&ケンブリッジ大学 世界一「考えさせられる」入試問題 「あなたは自分を利口だと思いますか?」 (河出文庫) [ ジョン・ファーンドン ]